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花影のカンタータ

月に照らされた花の影で、小さな小さな歌声を

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非科学的な如月くん ― 誘拐事件 

365.(最後)
「あいつがどこにもいないぞ!?」
「なんだってー!」
「くそ、一体どこにいったんだ!」
「トイレは?」
「あいつの部屋にこんなメモがあったんだ!」

『この俺様の目の前でまんまと非科学的な力をさらした坊主は預かった。』

 誰だこいつ。
「こんなに早くに奴らにばれるなんて……!」
「だからどこの誰さんだ?」
 プルルルルル、プルルルルル。
「犯人からの電話だ!」
「朝井の勘すげーな!」
「もしもし……、ちっ、やはりお前らか! あいつはどこにいる、無事なのか!?」
 ガチャリ。
「ただいまー!」
「くっ、卑怯者が! まて、切るな! くそっ、すぐに助けてやるからな、瑞樹……!」
「え、うん? ありがとう?」
「ああ!」
……………………………………。
「ん……?」
「ん?」
「おかえりー。どこいってたんだ?」
「あー、うん。なんか知らないおじさんが来たからびっくりしたんだけど、なんかすっごく必死だったから可哀想でついてったら、全然知らないところに行っちゃってさー。とりあえず家に上がらせてもらったんだけど、暇で壁に絵文字かいて遊んでたら壁が溶けて通れるようになったら、帰ってきた☆」
「…………………………」
「へー、そっかー。ちなみにどんな絵文字?」
「m9(^Д^)ってやつ」
 プルルルルル、プルルルルル。
「はい、もしもし……。あ、はい、なんかうちの馬鹿が壊しちゃったみたいで……。はい、はい、いえ、こちらこそすみません。よく言って聞かせますんで……。はい、では、この件はなかったことに……。ええ、はい、そうですね、こらからも優しく見守ってやって下さい。またお世話になるかもしれませんが……。はい、では、またの機会ということで……。それでは失礼します」
 如月は首をかしげた。
「電話の相手誰?」
「オレもわかんない」
「ふーん?」

「如月って瑞樹って名前だったんだなー」
「え、今更!?」
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Posted on 2013/12/28 Sat. 21:27 [edit]

category: 非科学的な如月くん

thread: 自作小説  -  janre: 小説・文学

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