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花影のカンタータ

月に照らされた花の影で、小さな小さな歌声を

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非科学的な如月くん ― ゴーイングマイウェイ 

355.
 テストが返ってきた。良正は虚空を見つめており、瞳から光りが失われていた。
「朝井」
 松本が良正の隣に腰掛けた。本来、松本が奪った席に座るはずだった男子生徒は、当然のごとく椅子に坐った松本をしばし凝視したのち、男子生徒の友達から肩を叩かれて我にかえった。振り返って目にした友人の顔は、「あきらめた方が楽だぞ」と語っていた。男子生徒は肩を落として友人の席へ行った。
 そんなことが起こっているとも知らず、良正は虚空を見つめ続けていた。松本はその様子の良正を見ると、ポケットをあさりあめ玉を取り出すと、笑顔で良正の口にあめをつっこんだ。
「!!?? ごほっ!!」
「朝井、そんなにしょげんなって。確かに朝井より成績のいい奴らは沢山いるかもしれねーけどさ、そんなこと気にすることないって」
「ごほっ、ごほ、げほっ!!」
「一番大事なのは、自分がどれだけ頑張ったか。そうだろ?」
「そうだろ? じゃ、ねーよ!!!!」
 ゴーイクングマイウェイ松本。
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Posted on 2013/12/14 Sat. 21:04 [edit]

category: 非科学的な如月くん

thread: 自作小説  -  janre: 小説・文学

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