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花影のカンタータ

月に照らされた花の影で、小さな小さな歌声を

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非科学的な如月くん ― 準備万端 

328.
「ありゃー、降ってるわー」
「え!? わっ、本当だ」
 良美と浅木は、学校から帰ろうとして雨が降っていることに気がついた。とても鞄などを頭にのせてしのげるような、弱い雨ではない。
 傘なんて持ってきていない良美と浅木が困っていると、背後からすっと如月が現れた。
「良美、困ってるのか」
「うわっ! 先輩、いつの間にそこにいたんですか!」
「見ての通り困ってるけど?」
 突然現れた如月に微塵も驚かず、良美は答えた。
「そうか、ならこれを使え」
 そう言って、如月は蝙蝠傘を良美に渡すと、別のもので雨を遮ることなく、走って帰っていった。
「私に渡すつもりなら、自分の分も持ってくればいいのにねー」
「そうだな……」
 先輩、朝井に渡すために、いつも傘を準備してるのだろうか。
 「浅木も入る?」と良美に誘われた浅木だったが、先輩の気持ちを考えると涙が出てきそうだったので、遠慮しておいた。
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Posted on 2013/11/07 Thu. 21:03 [edit]

category: 非科学的な如月くん

thread: 自作小説  -  janre: 小説・文学

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