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花影のカンタータ

月に照らされた花の影で、小さな小さな歌声を

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非科学的な如月くん ― マンホール 

 如月は学校から帰っている途中だった。いつもの通りに歩いていると、丁度踏みしめたマンホールが目にとまった。
 なんかマンホールって、口みたいだな。
「やあ、おれはまんほーる」
 如月はマンホールのど真ん中に足を置いた。今の言葉はまるで、マンホールがしゃべったみたいじゃないか。きっと気のせいだ。だって、マンホールが話すわけがない。
 二つ目のマンホールにつま先がかかった。
「ねえ、わたしはまんほーる」
「おや、わしはまんほーる」
「うん、ぼくはまんほーる」
「はあ、わがはいはまんほーる」

 バタン。
 突然部屋に入ってきた如月に驚いて、良正はベッドから体を起こした。
「おい、どうした?」
「良正」
 如月は疲れた顔で、きっぱりと言った。
「おれ、しばらくお外にいかない」
 なんだか可哀想な雰囲気なので、「引きこもりか、良いご身分だな」とは言わないでおいた。
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Posted on 2013/11/05 Tue. 21:02 [edit]

category: 非科学的な如月くん

thread: 自作小説  -  janre: 小説・文学

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