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花影のカンタータ

月に照らされた花の影で、小さな小さな歌声を

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非科学的な如月くん ― カイロ 

 風がふきつけて、良正は体を縮こまらせた。
「さみーな」
「はい、よっしー。これあげる」
 そういって如月はカイロを差し出す。良正は本当に寒かったので、おとなしくカイロを受け取った。べりっと袋をはがすと、お腹に抱き込む。
「あれ、よっしー。ありがとうは?」
「あったけー」
「ありがとうは?」
 良正はぬくぬくとカイロをさする。しばらくすると、徐々にカイロが暖かい、から、熱い、に温度が上昇してきたのに気がついた。
「あっつ!!」
「良正? ありがとうは?」
「ありがとうすげー助かった!」
「うん!」
 そう言った途端に笑顔になった如月。それと同時に暖かい温度に戻ったカイロ。あんまり如月を怒らせないでおこう、と、良正は思った。
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Posted on 2013/10/29 Tue. 21:36 [edit]

category: 非科学的な如月くん

thread: 自作小説  -  janre: 小説・文学

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