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花影のカンタータ

月に照らされた花の影で、小さな小さな歌声を

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非科学的な如月くん ― バレー 

 体育。
「今度はバレーか」
「前はバスケやったよねー」
「お前それ一体どれくらい前の話だと思ってるんだ」
「結構前だなー!」
 良正は如月にボールを渡し、身構えた。
「いいか? バスケのときみたいな、未練がましい真似はするなよ? いいか? 次やったら……」
「ご、ごくり」
「よしやるか」
「続き言わないのすげーこえー!」
 そう言いながら、ネットをはさんで打ち合いを始める。如月がサーブを打った。ボールは良正の頭の上を越えていった。
「お前……ノーコンだな。今更だけど」
「し、仕方ないじゃん!」
「いや、何が仕方ないのかわけわからん」
 ボールを取りに行こうともせず、行く末を守る二人。ボールは、信じられないことに、線の上に落ちた。明らかにアウトだったはずのボールが、どこで究極のねじれを起こしたのか、線の上に落ちた。インだ。
 良正は、静かに、ゆっくりと、如月に顔を向けた。
「…………分かった。殺(や)ろう」
「字が違う――――!!!」
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Posted on 2013/10/21 Mon. 20:53 [edit]

category: 非科学的な如月くん

thread: 自作小説  -  janre: 小説・文学

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